【5.29千葉イベント】中性子未検出

１．頂いた質問、問い合わせについて
メーリングリストや私個人あてに頂いている質問につきまして順次返答とさせていただきます。

先に１点、ご連絡させて頂きますと、今回のイベントの測定結果で中性子はカウントされておりません（中性子未検出です）。

原子炉燃料として用いられる核物質にプルトニウムがございます。
このプルトニウムは、自発核分裂によって崩壊する際、中性子が放出されます（下記リンク参照）。
この中性子が照射されることで、その物質が放射化することを「中性子誘導放射能」といいます。
プルトニウム由来と思われる中性子が測定されれば、汚染状況は深刻なもとになっていると考えられるため、急遽、有志によってNeutronRAEIIというガイガーカウンタをお借りする事になりました。

原子力資料情報室（CNIC） - プルトニウム-239
http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/23.html


２．再測定した値について
ひとつのガイガーカウンタ（IMAGE 社ガイガーカウンタ： http://amzn.to/j07n9S ）が計測の終わりの頃より、機器の調子が悪くなった（測定値が高くでるようになった）とのことでお申し出があった分を再測定対応とさせて頂きました。
再測定についてはブログ（ http://bit.ly/jssaVb ）にてお知らせしていますが、詳細につきまして別途ご連絡いたします。
※追記：イベント後の再測定は、検討しておりません。
例外といたしまして、持参サンプルについてIMAGE 社ガイガーカウンタでの測定をされた方で、船橋周辺の方に限って対応可能と考えております（メールにてご相談とさせてください）。


今、原子力発電所の問題はデリケートな問題となっております。
ガイガーカウンタの不調により、高い数値がでた事で、特に小さいお子様のいらっしゃる家庭にご心配おかけし申し訳ありませんでした。


時間を頂戴し申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
今回のイベントに関する問い合わせは、今月一杯までご対応とさせて頂きたく存じます。