私のMacOSXの
ダッシュボードには、いくつかのウィジット(
Windowsでは「ガジェット」)があります。利用しているひとつは、地震情報が表示される"QuakeInfoDash"です。
QuakeInfoDash 防災科研の地震情報を表示する Dashboard widgetPCを起動させ、ブラウザ等のアプリが起動する待ち時間など、このガジェットを見たりするのですが、最近の地震の震源の深さが10Km付近で続き、異様さを感じました。
それもあって、
「安定ヨウ素剤の予防服用」の記事を書きました。
地震加速度情報の検索ページで調べてみると、一ヶ月以上10キロ圏での地震が頻発に起こっています。
2009/02/21 07:17:22 岐阜県美濃中西部 M3.6 10km 大阪管区
2009/02/24 11:52:18 新潟県中越地方 M3.4 11km 東京管区
2009/03/04 08:32:35 福井県嶺北 M3.4 11km 東京管区
2009/03/11 08:26:39 北海道南西沖 M3.3 9km 東京管区
2009/03/17 06:43:04 鹿児島県薩摩地方 M3.2 9km 大阪管区
2009/03/17 06:47:05 鹿児島県薩摩地方 M3.0 9km 大阪管区
2009/03/19 19:40:07 薩摩半島西方沖 M4.3 11km 大阪管区
2009/03/22 23:46:00 沖縄本島近海 M4.9 10km 大阪管区
2009/03/24 12:21:00 紀伊水道 M3.6 10km 大阪管区
2009/03/24 15:49:00 紀伊水道 M3.4 10km 大阪管区
2009/03/25 19:46:00 熊本県熊本地方 M3.1 10km 大阪管区
記憶違いでなければ、連山に"水難の相"について触れていた内容が最近あったかと思います。
地震のことを調べていると、その"水難"とは津波の可能性があるのではないか、思える記事と出会いました。
カスケード沈み込み帯を全長にわたって破裂させた前回の巨大地震は、1700年に発生しており、その規模はマグニチュード9程度だった。津波が太平洋全域に発生し、日本の複数の沿岸地域にも被害をもたらした(日本語版記事)。
[上
記リンク先の過去記事によると、1700年1月26日に起こった地震は、発生からおよそ14時間後に、高さ約4.5メートルの津波を日本にもたらした。津
波は半日間にわたって繰り返し来襲し、「波は河川を逆流し、河口から2キロメートルの地点まで達した」と推定されている。
出典:巨大津波が日本も襲う、M9の米国北西部地震:50年以内に発生?(2008年10月28日)
参考:北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定(2003年11月21日)
Flood Mapsでは、14mまでの海面上昇の地図が確認できます。前出のカスケード地震が発生した場合を想定します。下の地図は、5m上昇した場合です。これでは、交通網は完全に麻痺しますね。
(世界のどこで地震が起こっているのか、知りたい場合は
こちらは参考になると思います)
いま、このような状況でできることは、まず
備えることです。
しかしながら、地震が起こると言われているのにも関わらず、原発の運転を続けるのは異常なことです。地震で放射能が漏れた時には「想定外でした」と言い逃れするつもりなのでしょうか。
ガラス固化体にしても、縄文時代の人々が残した有害物質を、現代人が処理するようなものです。
責任ある大人が、無責任にも次の世代にゴミを押し付けるのは、これ以上やめるべきです。
さて、地震関連のアニメが今月発表されています。
7月からフジテレビ「ノイタミナ」などで放映される新作テレビアニメ『東京マグニチュード8.0』です。まだ実感が湧かない方は、これを見てから、どう備えるのか考えるのもよいかもしれません(間に合えばの話でしょうが・・・)。
震度8.0の大地震が東京直撃 ボンズのオリジナルがノイタミナ等に登場 -アニメ!アニメ!Anime Anime(2009年03月18日)
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関連:
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【生存編】原発震災の対策 - 連山・
大艦巨砲主義と原発安全神話 - 連山参考:
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地球の表面に近いあたりが揺れていること: クレアなひととき・
地球と宇宙と意識の果て: 海嶺の異変