法律の最近のブログ記事

米国で、にわかには信じ難い法案が準備されています。

上院510法案「食品安全近代化法」 (Food Safety Modernization Act)で、早ければ今日、最終的な投票のために前方法案が送られるようです。
これにより、家庭菜園で育てること、販売、種子を持つ事も違法となるようなのです。


内容については、下記ブログにて日本語訳されておりますので、ご参照ください。

家庭菜園と種子の自家貯蔵を違法化する食品安全近代化法の票決迫る!
http://tamekiyo.com/documents/healthranger/bill510.html (Beyond 5 Senses, tamekiyo.com



家庭菜園を行い自給自足が出来たからこそ、ソ連崩壊で起きた食料危機を乗り越えられたのではないでしょうか。米国だけでなく、EU内でも国家破綻の危機がある状況ですが、いまの状況でこの法案成立に向けて、動いているというのは、どういうことなのだろう・・・。

日本では、原則すべての品目の関税を撤廃する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP=Trans-Pacific Partnership)について、議論中だ。周知のとおり、国内農業への打撃が非常に懸念されているが、日本がこの協定に参加することになれば、上院510法案「食品安全近代化法」 が通ることで、さらに追い打ちをかけられるのは間違いない。

大規模農業経営企業と価格面で競争することは、それ以外の農業経営者にとって不利だ。


米国にかぎらず、経済的に追いつめられている人々は、大量生産された安い食料を手に取らざるを得ない。
参考:サラリーマン死ね!?民主増税の驚愕プラン、暴かれた"詐欺手口" -  ZAKZAK
日本では円高のため、なおさらだ。

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国民が審判を下すとき

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いよいよ自民党下野まで、間もなくとなりました。
今回、衆院選総選挙の期日前投票は、8月19日から始まりましたが、23日時点で、前回(2005年)を上まっています。
有権者の約2.9%(305万5634人)が投票を済ませた結果です。


さて、総選挙の影に隠れているのが、国民から10年に一度しか審査を受けない最高裁判判事。
60歳を過ぎて就任すれば、70歳の定年まで審査は一度だけ。これまで罷免された裁判官はだれもおりません。
罷免が相当と思う裁判官に「×」を書いて投票しますが、政党のマニフェストと違って、判断材料でてきません。
導入前は陪審員制度と呼ばれていましたが、米国の真似と受け取られるので、裁判員制度と名称が変わり、今月21日よりこの制度が始まりました。
性犯罪被害者のプライバシーの問題など、諸処の問題は改善されていないようです。
しかし、参加せずとも罰則なしのようで次第になし崩し感が・・・。
参考:無念無想: 地球の力


国籍法が今年1月1日に施行され、2ヶ月が経ちました。
マスメディアではあまり報道されてませんでしたが、国籍法の"改悪"によってこれから大きな問題を引き起こすことになるのでは、と懸念しています。

同法に関する法務委員会の審議の不十分さはもちろん、審議中に丸山和也氏が「付帯決議の実効性を欠く・・・」と意見しようとすると、マイクの音声は切られ、 速記も止められる異様さ。丸山氏は、偽装届けが防止できるのか心配されておりましたが、先月13日に偽装事件が起こっています。

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