病気の最近のブログ記事

先日、仕事中に頭痛が始まった。業務中はなんとか体調は持ち、帰宅できた。
先週から、家族に風邪引きがおり、幸いにもインフルエンザではないが、それがうつったのか。
今年はWHOの天然痘根絶から30年目。
最後の感染患者の確認から3年を経過した、1980(昭和55 年)年5月8日にWHOの根絶宣言が行われました。

最近の広告でも見かけるので、感染症のひとつでもある結核を思い浮かべます。インフルエンザばかり気になりますが、経済状況が厳しいなか、過度なストレス社会ですので、免疫低下は気をつけなければならないでしょう。
メルマガ『秋月便り第146号』では、開業医から見た医療事情として、「タミフル耐性ウイルスについて(第11回)」というテーマが取り上げられました。

その中には、9月12日の毎日新聞の記事で、タミフル耐性ウイルスがさいたまの男児(5歳)から検出されたことが書かれておりました。8月21日に発熱し、タミフルを服用。いっ たん熱は下がったものの、26日に再び発熱し肺炎を起こしたものの、快方に向かったとの内容もありました。

新型インフルエンザの報道で、タミフルやリレンザ使用の記事もよく目にするようになりました。それは、メルマガでも触れられたように、日本感染症学会がこれらの抗インフルエンザ薬の早期使用を推奨しているからでしょう。


日本感染症学会は、重症例の報告の中に基礎疾患のない若年者が多く含まれることを重く見て、基礎疾患の有無にかかわらず抗インフルエンザ薬を発症早期から積極的に使用することを推奨しています。

これに対してCDCは、基礎疾患など重症化の危険因子があるものに対しては早期の抗インフルエンザ投与が必要としているものの、もともと健康な者が新型インフルエンザに罹患した場合は軽症であれば抗インフルエンザ薬の投与は必要ないとしており、この点が日本感染症学会の指針とはっきり違うところです。
[ 秋月便り第146号(2009年10月20日) ]


最近のインフルエンザ関連のニュースを見てみると、特にタミフル服用後の容態悪化、突然死が目立ってきております。
タミフル服用後に死亡したケースをいくつか取り上げてみました。

ついに私の住む街でも、新型インフルエンザの感染者が出たようです。
南半球では、新型インフルエンザが拡大を続け、WHOが「フェーズ6」に近づきつつあるとしています。

しかしながら、世界を全体的に見ると、まだ対策が必要な感染症がいくつもあるものです。
シャーガス病もその一つで、中南米などで、毎年数万人が死亡。
chagas.jpg
[出典:ラテンアメリカをおおう影:シャーガス病]

この病気の治療薬開発に関する提案が、先月のWHOの年次総会の議論から外されてしまったようです。


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